ついにトヨタのエスティマが待望のフルモデルチェンジがされる。最新情報によると2017年前半が濃厚だが、2016年中という話もあるようだ。
新型エスティマは、コンセプトは現行のものを受けついだものになると見られている。
人気のあるミニバンの中でも、Lクラスのアルファードやヴェルファイアと同等のサイズを誇るということもあって、今回のフルモデルチェンジはかなり注目を集めることになりそうだ。
<追記>
エスティマが2016年にはフルモデルチェンジではなくマイナーチェンジが行われることが発覚。
V6エンジンは噂通り廃止されるが、フルモデルチェンジはしばらくはない見込みだ。
参考記事
→エスティマが2016年にマイナーチェンジが確定!
<エスティマのフルモデルチェンジは2016年or2017年。最新情報によるとV6廃止の見込み>

現行モデルは2006年の1月より発売されており、2015年で9年目を迎えることになる。
9年間モデルチェンジが行われていないことから、もしかすると廃版になるのではと心配している人もいることだろう。
実際、次期エスティマについては、一時期開発が中断されていたという事情もある。
しかしながら、その心配の必要はなさそうで、早ければ2016年中にも発表される可能性が高い。
冒頭でも述べたが、現時点で濃厚な発売時期は2017年前半だ。
次期エスティマについては、新型アルファード・ヴェルファイアがベースとなり、事実上日本専用車となっている現行モデルと違い、海外での展開を視野に入れたものとなる。
アルファード・ヴェルファイアとは異なった新たなリビング空間を車内に作り出す車として登場するだろう。

エンジンについては、残念ながら時代の流れなのかV6が廃止され、2.5ℓのガソリンエンジンとハイブリッドの2種類がラインナップされる見込み。
さらになんと将来的にはFCV化されるという情報も出てきており、次期エスティマはますます期待がかかるものとなりそうだ。
2016年までにはフルモデルチェンジに関して、何らかの情報が徐々に出始めることは間違いないだろう。
新型エスティマの最新情報が入ればまたお知らせする。
<エスティマ現行モデルについて>
最後に9年もの間愛され続ける現行エスティマについて少しだけ紹介しておく。
まずサイズに関しては、全長×全幅×全高(mm)が各4815×1820×1745である。
同じトヨタのアルファードと全長の面では同等であるが、全高については100㎜以上もの低くなっており、それがスタイリッシュに感じさせるミニバンとなっている。
デザインについては、初代から継続されているアイデンティティがあり、それはフロントからルーフエンドまでシュッと伸びる1モーションシルエットである。
車高が低めなところから室内のスペースの減少をまねいているものの、このクラスになるとその影響は小さい。現に3列目であっても長時間のドライブが問題にならない程の居住空間を提供。
座席に全員乗車した状態であればあるほど、ハンドリングはよくなくなるものの、エスティマより車高が高い車に比べると、その影響は小さい。
2014年の9月に一部改良(マイナーチェンジ)が施され、S-VSCとリバース連動・オート格納機能付きドアミラーを全車に採用されている。
2015年以降にトヨタセーフティセンスが搭載されるのか、それともフルモデルチェンジまでお預けなのかが気になる所だ。
ライバル車については、ホンダのオデッセイ、日産のエルグランド、三菱のデリカD:5そして、同じトヨタのアルファードヴェルファイアがライバルとなる。
この中で強力なライバルとして挙げるのであれば、ホンダのオデッセイだろう。
次期エスティマは、従来のコンセプトは守りつつ、ライバルと差別化のできる素晴らしい車になって登場することを願いたい。