スズキのエブリイがついに2015年2月にフルモデルチェンジを果たす。
エブリイが初登場したのが2005年8月ということを考えると、約10年ぶりのモデルチェンジということになる。カタログ画像もネット上では出回り始め、話題となっている。
エブリイファンにとっては、待ちに待った念願の新型エブリイ&エブリイワゴンを今回は紹介する。
<新型エブリイのフルモデルチェンジは2015年実施>

バンタイプである新型エブリイと新型エブリイワゴンのエンジンには、R06A型が採用される。
新型エブリイには、49ps/6・3kgmのNAモデルとターボモデル(64ps/9・7kgm)が用意され、新型エブリイワゴンにはNAモデルはなく、ターボモデル(エブリイと同性能)のみとなっている。
燃費については新型エブリイのNAで一番燃費のいいもので20.2km/ℓ、ターボでは、MT車19.6km/ℓ、AT車16.2km/ℓ、新型エブリイワゴンについては、16.2km/ℓになると見られている。
さらに新型エブリイについては5AGSが採用されている(ワゴンは4速AT)。
外観については、現行モデルとさほどイメージが変わらないものになる。
人によっては大幅な変更を望む人もいるかもしれないが、もはやエブリイ独自のデザインとして今後も現在のデザインを受け継いでいくのではないかと思う。
サイズについては全長、全幅、全高さがそれぞれ、3395mm、1475mm、1910mmとなる。
室内長についても、クラスでトップとなる2240mmを実現(室内幅は1355mm、室内高は1420mm)
後席のスライド量も現行モデルより30mm増えており、かなり快適な空間となっている。
<レーダーブレーキサポート搭載>
また、10年近くぶりのフルモデルチェンジとあって、装備の進化は大きい。
その一つが、ワゴンモデルの全てにレーダーブレーキサポートを標準で搭載することだ(エブリイについてはオプションで用意)。
近年、自動車界では、自動ブレーキがトレンドとなっており、ついにエブリイのワゴンモデルにもそのトレンドである自動ブレーキが搭載されるのである。
仕組みとしてはエブリイのフロントからレーダーレーダーが発射され、前に走っている車を検知し、ぶつかる危険が出てくると自動ブレーキが作動する仕組みになっている。
さらに、急ブレーキをかけた時にハザードランプが点滅し、後ろの車に危険を知らせる機能や、誤発進を抑制する機能そして横滑り防止装置ESPも搭載される。
発売日は2月22日の予定となっている。